だから、違う
山が好きだと聞いて、一緒に行く?と言ったことはある。
けれど、それは貴方と同じ物を好きになろうと思った訳ではなくて。
「アンタと同じ物を共有したいっていうのと、アンタが好きな事をしている顔が見たいからなんだよ?」
「テニスも充分好きだが?」
「テニスはいつも見てるから。それ以外でアンタが好きなことをしてる姿が見たかったの」
貴方と同じ物を好きになって、貴方と同化するということはオレではなくなることだから。
「だから、オレはアンタにはならないよ」
違うからこそ与えられるものがある。
貴方と同じになれば、それはただの自己愛にしかならないから。
「俺もお前にはならない」
「うん、ちゃんとそこんとこを心得てるからこそオレはアンタが好きなんだよ」
オレはオレ。
貴方は貴方。
ヒトツになるならもっと別の方法で。
「オレが与えられる想いはオレだけのものだから。オレが与えてるものと同じものなんて返してこないで」
貴方とオレは違う人間なのだから。
「アンタの愛し方でオレを好きでいて」
「お前もな」
違う人間であり続けるからこそ、お互いの間に興味が尽きない。
同じ人間ならば全てを知り過ぎていてそれこそ退屈の極地だ。
知らないところが多いから、違う人間でありたい。
お互いに知らない所を抱えて。
知っていることを与え合って。
「最後は絶対一個になんてならない」
永遠に永久に絶対的な二つであり続けたい。
自分が自分を愛することにはいつか終わりが来るから。
終わりが見えない愛だから。
いつまでも歩んで行ける。
どこへでも。どこまででも。
だから、違う二人で居続けよう。
だから、違う。
あいた…めっちゃみじかい…。
しかも文章が破綻して循環してたりしてないですか…?
えと、まあ、同じ人間で好きあってても面白くないよな、っていうそれだけなんですけど。はい。
恋愛は二人でするもんなんだよ、っていう、そういう。
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