シーツ
ここから先は、健全からは逸脱していると思われます。
多少の性描写が大丈夫な方のみお進み下さいませ。
夜の帳が降りる。
そして、月の無い今晩の夜空の様に暗い一室。
そこには、唯々甘い声が響き渡る。
堅く結んだ指は耐えるように暗い室内にぽっかりと浮かぶ純白のシーツを握り込む。
そして、また響き出す、淫靡な声音。
「ぁ…っ!んんっ…!」
すでに屹立した手塚のモノに触れるリョーマの舌や指は優しくもあり、そしてまた責め立てるものでもある。
触れられる度に、手塚がシーツを握り込む力は増す。
握り込まれた其処は大きくドレープを描き出す。
手塚のあげる嬌声に自然とリョーマの息も弾み、それに呼応するかの様にリョーマ自身もゆっくりと頭を持ち上げる。
「ね……もう、イキそう?まだ、耐えられる?」
静かに身を折って手塚の耳元にそう囁けば相手はただ一つ横に頭を振った。
「どっちに、頷いてるんだか、それじゃ、わかんないじゃん」
上がる息の挟間でリョーマが辿々しく言葉を紡ぐ。
「えち…っぜん」
潤んだ瞳で乞われるように見上げられて、リョーマははにかんだ様に笑ってから、手塚の唇を塞ぐ。
緩く噛む様に吸う様に口付ければ、それを望んでいたのか中から手塚の舌が伸びて来るから、リョーマはそのままに絡めとる。
部屋に暫し粘性の液体が搦み合う特有の音が鳴る。
「そんな顔で、こんな、風に、誘って、アンタってば、根性悪 いよね、ホント」
手塚の頬と言わず髪まで撫で上げる。
行為に慣らされた躯にはそれすらも敏感になり、手塚の背が微かばかり浮く。
「ね、シーツじゃなくって、肩、掴んで。爪立てて、構わないから」
相も変わらずシーツを掴む手塚の手首をリョーマは軽く捕えて、自分の肩まで運ぶ。
「むしろ、爪、立てちゃってよ。オレはアンタの物だっていう、証拠になる、から」
リョーマの肩まで手を持って行かれて、篭る指先の力をリョーマの言うがままに肩に込める。
きつく握られて、リョーマの肩に赭い筋が幾つもできる。
少しばかりリョーマの顔が痛覚で歪むが、それもほんの一瞬のことで、次には口角を上げていつもの不敵な笑みを浮かべる。
「もっと、力入れてもいい、よ。肩の肉抉るぐらい、掴んで」
手塚の膚にリョーマが触れる度に手塚の指先はぴくりと少し跳ねて、そして力が篭る。
「も、っと…」
「ホントに、抉る、ぞ………んんっ」
手塚が迫り上がって来る快楽に身を捩る。
「かまわ…ない、よ。何日経っても消えない、ぐらいに、引っ掻いて。もっと、もっともっと、アンタが、欲しい。アンタの付ける、痕が、欲しいから…」
「お前は…、貪欲、すぎだ」
うっすらと開かれた瞳が愉悦気味に歪む。
暗に、もっと奪って行けとでも言わんばかりに。
「アンタなら、底まで、底のもっと先だって、欲しい。…大好きだよ」
シーツ。
シーツをぎゅうぎゅう握りしめて耐えるみちゅこは大好物なんです…!
握る指先がぴくぴくと痙攣するみたいに震えるのも、またオツ。
そしてそれに呼応するかの如くに背は力無さげにふるふると震えれば、なおよし…!!
タイトル見た時から、これは、ぜったいやらしい方面の話にしようと決めてました。うふふ。
これ以上先は、また後日。多分(オイ)
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